日本最大級の国際見本市会場「インテックス大阪」は、約13万㎡の広大な敷地を有し、
年間を通じて多くの展示会やイベントが開催されている。
来場者数はイベントによっては4万人を超えるため、
ドーム状の屋根空間の広場を中心とした6つの展示場全体の施設管理と安全対策が求められる。
また津波避難場所にも指定されていることもあり、
通常時の施設の巡回や設備管理に加え緊急時の対応を迅速に行うために、
全エリアでのクリアな通信は重要な検討事項となっていた。
JVCケンウッドにとって大型イベント会場としては国内初のNEXEDGEⓇ CRデジタル簡易無線中継システムの構築をこ提案し採用いただいた。
導入システムとしては携帯型のデジタル簡易無線機「TCP-D261E」20台とデジタル簡易無線中継器「TCB-D239CR」1台を納品。
最適な通信環境を構築するために現地調査などを実施し中継器の設置場所などを検討した。
*NEXEDGEⓇ CR(ネクスエッジ・シーアール)とは総務省により2023年に制度化されたデジタル簡易無線免許局の中継チャンネル(3D)を利用したJVCケンウッドのデジタル簡易無線中継システムの総称です。
これまで施設内の連絡手段として携帯電話や内線電話を使用していたが、広い敷地内で複数のスタッフと迅速に情報共有するには限界があった。
また、災害発生時には携帯電話回線やWi-Fi環境が利用しにくくなる可能性も想定されるため、より確実な通信手段として無線中継システムの導入を決定。
施設中央の大型ビジョン付近に中継設備を設置することで、展示ホールやコンコース、駐車場を含む施設全域で安定した通信環境を実現した。
無線機を利用する施設管理スタッフ全員が、使いやすい充電器ラックと
分かりやすい無線機管理表で日々の運用状態がひと目でわかる活用方法
中央のエントランスとコンコースの広い空間から周囲を囲む各ホールまで
どこのエリアからでも音声の送受信が可能で施設内見回りを安心して実施できる
広大な敷地面積の中心付近にある大型ビジョン上部に中継器アンテナを、
ビジョン背面部分に中継器と非常電源ユニットなどを設置したことでメンテナンスも容易となっている
1日に15台程度が運用されている
充電器は管理事務所内の専用収納ラックに配置
その横の壁面には現在の無線機の使用者がひと目で分かるように管理表を貼って運用している
USER' S PROFILE
インテックス大阪 様
大阪南港にある日本最大級の国際展示場「インテックス大阪」。
展示会、見本市、販売催事、国際会議、試験、セミナー、パーティ、コンサートなどさまざまなイベントを開催している。