2波同時受信機能はもちろんのこと、同一バンド内2波同時受信にも対応させたデュアルバンド・トランシーバーTH-F7。サブバンドへはワイドバンドレシーバーも搭載。0.1~1300MHzの広帯域にわたって(一部の周波数帯を除く)FM/AMはもちろん、SSB、CWモードの受信にも対応。また、付属のリチウムイオンバッテリーは、144MHzでは約8時間、430MHzでは約7時間の長時間運用と、5Wのハイパワー運用を可能としました。さらにアウトドアでの過酷な使用環境を考慮してJIS保護等級4防沫型やMIL810C、D、Eもクリア。ハンディトランシーバーに求められる機能と性能をW58×H87×D30mmの容積に凝縮し、操作性に対してはマルチファンクションキーがフォロー。まさしく究極と形容したくなるハンディトランシーバーです。
Aバンド(メイン)にアマチュアバンド、Bバンド(サブ)に0.1~1300MHzの広帯域受信機能を搭載させました(一部の周波数帯を除く)。受信モードはFM/N-FM/W-FM/AM/SSB/CW。AM/FMラジオ放送に加えてアマチュアバンドのSSBやCBバンドなどを受信することができます。また、AM放送用のバーアンテナも内蔵。さらにSSBモード受信時に受信周波数の微調整が行えるFINE MODE(目安のステップとして33/100/500/1000Hzから選択できます)やATT機能も搭載しました。
※地上アナログテレビ放送は2011年7月に終了しました。本機は地上デジタルテレビ放送(音声)に対応しておりませんのでテレビの音声を聞くことはできません。
7.4V/1800mAhのリチウムイオンバッテリーを標準装備しました。
144/430MHz帯で約5Wのハイパワー運用が可能になります。また、送信出力はHI/LOW/ELの3段階から選ぶことができます。
(DC IN時は注1参照)
1620kHzの高速道路情報やAM放送局など、普段頻繁にキャッチしたいチャンネルをインフォメーションチャンネルとしてメモリーしておくことが可能です(10チャンネルまで)。呼び出しはINFOキーを押すだけ。ワンタッチでメモリーチャンネルが呼び出せます。
周波数のアップダウンは上下、バンドのアップダウンは左右。片手で操作することができる十字型のマルチスクロールキーを採用。メニュー機能なども使いやすく、テンキーとの組み合わせで更に操作性が容易になりました。
LCD表示部には、ドットマトリックス表示を採用、周波数やメモリーネーム、メニュー機能表示などをわかりやすく表示します。モノバンド運用時には、見易い周波数の倍角表示にも切り換えることができます。更に、夜間での運用を助けるため、バックリットキーボードも採用しました。
メモリー400、プログラムスキャン20、プライオリティースキャン2、CALLチャンネル2、インフォメーションチャンネル10の計434のメモリーチャンネルを装備。メモリーチャンネルは、周波数、運用モード、シグナリング情報などを記憶することができ、全チャンネルスプリットメモリーも可能です。また、各チャンネルには最大8文字までのメモリーネームも登録可能、メモリー呼び出し方法も、全チャンネル呼び出し、バンド内呼び出しの選択も可能です。(1チャンネル毎のメモリー消去機能も装備しています。)
メモリーチャンネルは、400チャンネルを50チャンネル毎に8グループに分けて編集することができるメモリーグループ機能を装備。メモリーグループは、スキャン時グループ毎をリンクさせ、スキャンすることも可能です。また、グループメモリー毎に一括消去することもできます。
バンドスキャン、MHzスキャン、プログラムスキャン、メモリースキャン、メモリーグループスキャン、CALLスキャン、ビジュアルスキャン、プライオリティースキャンを装備。また、TONEスキャン、CTCSSスキャン、DCSスキャンも装備しており、目的に応じて操作できます。スキャン再開条件は、タイムオペレート、キャリアオペレート、シークの中から選択できます。
このソフトウエアは、TH-F7をPCに接続して、PC上でメモリー・チャンネルやメニューなどのデータを作成、編集や管理するプログラムです。
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過酷な使用条件を想定して、堅牢性、防滴性を高めました。MIL-STDでは雨・湿度・振動・衝撃の規格をクリア。ちょっとした雨にも安心なヘビーデューティー仕様となっています。