KENWOOD Media Applicationを使用した音楽ファイルの転送手順
一般的な転送手順
「KENWOOD Media Application」を使用して、Media Kegに音楽ファイルを転送する方法をご案内します。

Media Kegに音楽ファイルを転送するためには、「KENWOOD Media Application」が必要です。
必ず「KENWOOD Media Application」をインストールしてお使い下さい。

【メモ】
スクリーンショットはクリックして拡大する事が可能です。(一部拡大できない物もあります)

スクリーンショットは、Windows XPをもとにして作成しています。
ご使用のOSや使用環境によって、異なる場合がありますのでご注意下さい。



1.  音楽ファイルを準備します

  [1] 音楽CDを録音(リッピング/エンコード)します
音楽CDを録音(リッピング/エンコード)します MP3、WMA、WAV、AACのいずれかのフォーマットの音楽ファイルを用意します。

【メモ】
AACの音楽ファイルは転送先がHD60GD9時のみ転送できます。


音楽CDをパソコンに録音(リッピング/エンコード)するには、Windows Media Playerを使用します。

Windows Media Player以外のリッピング/エンコードソフトを使用して、MP3やWAVフォーマットの音楽ファイルを作成する事もできます。

Windows Media Playerを使用したリッピング手順については、 こちらをご参照下さい。



2.  パソコンとMedia Kegを接続します

[1] Media KegにUSBケーブルまたはACアダプターを接続します。
Media KegにUSBケーブルまたはACアダプターを接続します。

[2] Media Kegの電源を入れます
Media Kegの 電源ボタンボタンを押して、電源を入れます。

[3] 付属のUSBケーブルで、Media Kegとパソコンを接続します
必ず付属のUSBケーブルをご使用下さい。
Media KegがUSB接続モードへ切り替わります。
※Media Kegに接続選択画面が表示されるモデルがあります。その時は「ストレージモード」を選んでください。

接続後、このような画面が表示される場合があります。 接続後、このような画面が表示される場合があります。

キャンセルを押して、閉じてください。


【メモ】
Windows 2000では、この画面は表示されません。



3.  音楽ファイルを転送します
「KENWOOD Media Application」を使用してMedia Kegに音楽ファイルを転送します。

[1] 「KENWOOD Media Application」を起動します

KENWOOD Media Application デスクトップにある「KENWOOD Media Application」のショートカットをダブルクリックして、「KENWOOD Media Application」を起動します。

デスクトップに「KENWOOD Media Application」のショートカットが無い場合は、スタートメニューから起動します。

デスクトップに「KENWOOD Media Application」のショートカットが無い場合は、スタートメニューから起動します。

Windows XP/Vistaの場合
『スタート』→『すべてのプログラム』→『KENWOOD』→『KENWOOD Media Application』の順に選択し、『KENWOOD Media Application』をクリックします。

Windows 2000の場合
『スタート』→『プログラム』→『KENWOOD』→『KENWOOD Media Application』の順に選択し、『KENWOOD Media Application』をクリックします。


[2] 「KENWOOD Media Application」が起動しました

『ツリーリスト』/『ファイルリスト』 『ツリーリスト』には、「KENWOOD Media Application」のデータベースを元に、アーティスト名やアルバム名等が表示されます。

『ファイルリスト』には、『ツリーリスト』で選択されたアーティストやアルバムなどに応じて、それに含まれる曲のリストが表示されます。


[3] PDタブが有効になっていることを確認します

PDタブの色が明るいグレーの場合は、PDタブが有効になっています。

PDタブが暗くなってる場合は、PDタブが無効になっています。
 
PDタブの色が明るいグレーの場合は、PDタブが有効になっています。

この場合「KENWOOD Media Application」がMedia Kegを正常に認識しており、音楽ファイルを転送する事が可能です。

次のステップへ進んでください。


【メモ】
『PD』とはPortable Deviceの略です。
Media Kegのことを意味します。

PDタブが暗くなってる場合は、PDタブが無効になっています。

この場合、「KENWOOD Media Application」がMedia Kegを認識しておらず、音楽ファイルの転送が出来ません。以下のいずれかの方法によりMedia Kegを認識させてください。

マイコンピュータを開き、『HD20GA7』または『HD30GA9』または『HD30GB9』アイコンがあることを確認します。   まず、Media Kegがパソコンに認識されているかを確認します。

デスクトップのアイコン、またはスタートメニューからマイコンピュータを開き、「製品名*」アイコン(ドライブ)があることを確認します。

「製品名*」アイコン(ドライブ)があったら、下記の【方法1】か【方法2】を行ってください。

「製品名*」アイコン(ドライブ)がない場合は、Media Kegがパソコンに認識されていません。Media KegからUSBケーブルを抜いて、もう一度接続して下さい。

*?例:Media KegがHD60GD9の場合、「HD60GD9」となります。

【注意】
Media Kegの電源は必ずオンにして下さい。オフの状態だと、パソコンからMedia Kegを認識できません。

【メモ】
Media Kegがパソコンに認識されていない場合、取り外し操作が出来ませんので、USBケーブルをそのまま抜いてください。


【方法1】『表示』メニューの中の『最新の状態に更新』をクリックして下さい。   【方法1】
『表示』メニューの中の『最新の状態に更新』をクリックして下さい。
「KENWOOD Media Application」がMedia Kegを認識すると、PDタブが明るいグレーに変わります。

【方法2】
『F5』キーを押してください。
「KENWOOD Media Application」がMedia Kegを認識すると、PDタブが明るいグレーに変わります。


[4] 『同期フォルダ』を設定します
「KENWOOD Media Application」を初めて使用する場合は、『同期フォルダ』を設定して下さい。
設定済みの場合は次のステップに進んでください。

『ツール』メニューから『オプション』をクリックして下さい。
 
『ツール』メニューから『オプション』をクリックして下さい。設定のためのダイアログが開きます。
『参照』ボタンを押して、フォルダを参照するダイアログを開いてください。
 
  『参照』ボタンを押して、フォルダを参照するダイアログを開いてください。
『同期フォルダ』には音楽ファイルが入っているフォルダを指定します。

  『同期フォルダ』には音楽ファイルが入っているフォルダを指定します。

OKを押して確定します。


【メモ】
『同期フォルダ』以下に含まれる音楽ファイルの情報が、ライブラリ(データベース)に登録され、ライブラリビュー時に表示されます。

『同期フォルダ』の設定は、一度設定したら変更する必要はありませんが、音楽ファイルが入っているフォルダを変更した場合は再度設定して下さい。


[5] ライブラリの更新をします
「KENWOOD Media Application」のライブラリ(データベース)を最新の状態に更新します。

『ツール』メニューの中の『ライブラリの更新』をクリックします。
 
『ツール』メニューの中の『ライブラリ更新』をクリックします。

『同期フォルダ』を変更した場合は、ライブラリの更新を必ず行ってください。


【メモ】
初期設定では、「KENWOOD Media Application」の起動時に自動的にライブラリの更新をしますので、次回以降の使用時はこの操作は必要ありません。
(画面)ライブラリ更新処理中   ライブラリの更新には、数分の時間が掛かる場合があります。しばらくお待ち下さい。


【メモ】
処理に掛かる時間は、『同期フォルダ』に入っている音楽ファイル数によって変化します。


[6] ファイルを転送する
『同期』による方法

『同期』ボタンを押します。
 
『同期』ボタンを押します。

『同期フォルダ』内にある全ての曲がMedia Kegに転送されます。
転送の進捗状況は、プログレスバーによって表示されます。
 
  転送の進捗状況は、プログレスバーによって表示されます。転送中はプログレスバーの上部にアニメーションが表示されます。

転送が完了すると、アニメーションが非表示になり、プログレスバーの状態もリセットされます。

何らかの理由により転送されなかった曲があった場合は、転送されなかった曲のリストが表示されます。


[7] 曲指定による転送

『ライブラリビュー』ボタンを押して、ライブラリビューに切替えます。 『ライブラリビュー』ボタンを押して、ライブラリビューに切替えます。

左側のツリーリストにライブラリ(データベース)の内容が表示されます。

転送する曲を、アーティスト、アルバム、ジャンルから検索する事ができます。

右側のファイルリストには、曲のリストが表示されます。ツリーリストを操作する事で、ファイルリストに表示される曲が変化します。


転送する曲のチェックボックスにチェックします。
 
  転送する曲が決まったら、転送する曲のチェックボックスにチェックします。

転送する曲全てにチェックして下さい。


【メモ】
『ALL ON』ボタンと『ALL OFF』ボタンで、全てのチェックボックスを一括して変更する事ができます。
『転送』ボタンを押します。
 
  『転送』ボタンを押します。
チェックした曲がMedia Kegに転送されます。
転送の進捗状況は、プログレスバーによって表示されます。
 
  転送の進捗状況は、プログレスバーによって表示されます。転送中はプログレスバーの上部にアニメーションが表示されます。
転送中の曲には『転送中』マーク、転送が完了した曲には『転送済』マークが表示されます。   転送中の曲には、『転送中』マークが表示されます。
転送が完了した曲には、『転送済』マークが表示されます。

転送が終了すると、アニメーションが非表示になり、プログレスバーの状態もリセットされます。

何らかの理由により転送されなかった曲があった場合は、転送されなかった曲のリストが表示されます。


【注意】
Windows Vistaの場合、HD60GD9以外のプレーヤーで同期処理中や転送処理中は、なるべく他のパソコンの操作を行わないようにしてください。



4.  Media Kegをパソコンから取り外します
この操作をする前にMedia Kegを取り外すと、故障の原因となります。
取り外す前に、必ずこの操作を行ってください。

タスクバーの「ハードウェアの安全な取り外し」アイコンをクリックします。 「KENWOOD Media Application」を閉じてください。
タスクバーの 「ハードウェアの安全な取り外し」アイコン(ハードウェアの安全な取り外し)をクリックします。

『USB大容量記憶装置デバイス』をクリックします。 取り外しできるハードウェアの一覧がポップアップするので、その中から『USB大容量記憶装置デバイス』をクリックします。

安全に取り外せるとのメッセージが表示されたら、Media Kegをパソコンから取り外す事ができます。このメッセージが出ない場合は、操作をやり直して下さい。 安全に取り外せるとのメッセージが表示されたら、Media Kegをパソコンから取り外す事ができます。このメッセージが出ない場合は、操作をやり直して下さい。

xを押してメッセージを閉じてから、Media KegからUSBケーブルを抜いて下さい。