TM-D710/S 操作パネル
RC-D710
内蔵TNC ファームウェア アップデートのお知らせ |
最終更新日 2011年5月20日 |
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TM-D710/S 操作パネル、およびRC-D710に内蔵されているTNCのファームウェアが、Ver.1.02にアップデートされました。
TM-D710/S、およびRC-D710をお持ちのお客様へ、ファームウェア アップデートプログラムを提供中です。
本ソフトウェアにより、TM-D710/S 操作パネル、RC-D710とPCとを、別売の接続ケーブルPG-5G、もしくは接続ケーブルキットPG-5Hのシリアル通信ケーブル(PG-5Gと同等)で接続して、ファームウェアのアップデートをおこなうことができます。 |
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今回のアップデート内容 |
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・ Ver.1.01→Ver.1.02 (2011年 5月20日) |
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1. |
内蔵TNCと操作パネル部のCPUとの通信にエラーが発生したとき、内蔵TNCが自動的にリセットされるように仕様を追加しました。 (操作パネル部のファームウェアも、Ver2.10(以降)へのアップデートが必要です。) |
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以前のアップデート内容 |
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・ Ver.1.00→Ver.1.01 (2008年 2月29日) |
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1. |
Davis社製 気象観測装置 Vantage PRO2™と接続するためのデータロガーとして、従来の「WeatherLink® for Vantage Pro2, Windows, Serial Port」(Davis Part No.06510SER)に加え、「WeatherLink® for APRS, with Streaming Data Logger」(Davis Part No.06540)にも対応しました。注) |
今回対応した「WeatherLink® for APRS, with Streaming Data Logger」(Davis Part No.06540)に同梱のデータロガーをTM-D710/S, RC-D710のGPS端子に接続される場合には、安定した動作のためBAUD RATE(Menu No.602)を9600bpsに設定してください。 |
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2. |
UIFLOOD機能(Menu No.619)を"ON"にして"SUBSTITUTION"を"NOID"に設定した場合、特定のTNC(AX.25 Version1)から送信された信号を正しくデジピートしない場合がある現象を修正しました。 |
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アップデート対象製品 |
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TM-D710/S、RC-D710の、以下の製造番号のものが対象です。 |
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S/NO.905xxxxx ~ S/NO.B14xxxxx |
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TM-D710/Sの製造番号は、無線機本体(TX/RX部)底面の機種銘版に印字されています。
RC-D710の製造番号は、背面の機種銘版の下に印字されています。
("S/NO."に続く8桁の数字です) |
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注) |
上記の製造番号の製品でも、製造工程上の理由などにより工場出荷時にファームウェアが新しいものにアップデートされている場合があります。
内蔵TNCのファームウェアバージョンは、操作パネルのファームウェアがVer.1.12(以降)の場合は以下の方法でご確認いただけます。 |
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電源ONの状態で操作パネルの[TNC]キーを押し、APRS/ナビトラモードに入ります。
その後一旦電源をOFFし、操作パネルの[PF1]キーを押しながら電源をONにします。
LCDの右側に表示される操作パネル部のファームウェアバージョンの上部に、内蔵TNCのファームウェアバージョンが表示されます。(左側の数字は、TM-D710/S 本体のファームウェアバージョンです) |
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メモリーコントロール用プログラムMCP-2Aを使用しても、ファームウェアバージョンの確認ができます。
"Model" → "Product Information"で、PCと接続したTM-D710/S、RC-D710のファームウェアバージョンが表示されます。 |
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通常モードやパケットモードでは、内蔵TNCのファームウェアバージョンは表示されません。
また、操作パネルのファームウェアがVer.1.11以前の場合は、内蔵TNCのファームウェアバージョンを表示する機能が無いため、APRS/ナビトラモードでも表示されません。 |
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● 動作環境 |
1. |
オペレーティング・システム
Windows® 2000, Windows® XP, Windows Vista®, Windows® 7
注:
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2. |
プロセッサー それぞれのオペレーティング・システムで推奨されているCPU以上。 |
3. |
システム・メモリー(RAM) それぞれのオペレーティング・システムで推奨されている以上の容量。 |
4. |
ハード・ディスクの空き容量 それぞれのオペレーティング・システムで推奨されている以上の容量。 |
5. |
周辺機器
・XGA(1024×768)以上の解像度を持つディスプレイ。 |
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・キーボード及びマウスなどのポインティング・ディバイス。 |
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・RS-232Cインターフェース。 |
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6. |
接続ケーブル 別売の接続ケーブルPG-5G、もしくは接続ケーブルキットPG-5Hのシリアル通信ケーブル(PG-5Gと同等)。
注:
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PCのUSB端子に接続する場合は、USB-シリアル変換アダプターが必要です。
KCT-53Uを使用する場合は、KCT-53Uに対応したドライバーを正しくインストールしてください。また、KCT-53U以外のUSB-シリアル変換アダプターを使用する場合は、USB-シリアル変換アダプターの種類やOS、ドライバーの組み合わせなどの条件によっては正常に動作しない場合があります。 |
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お客様が接続ケーブルをお持ちでなく、かつアップデートをご希望の場合には、弊社通信機サービスセンターまでお問い合わせください。 |
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ご利用上の注意 |
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このソフトウェアを再配布、譲渡、賃貸、リース、販売する行為を禁止します。 |
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このソフトウェアの改修、変更、翻訳、併合、逆コンパイル、リバース・エンジニアリングなどの行為を禁止します。 |
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このソフトウェアおよびこのソフトウェアに付属されている全てのマニュアルやその他の書類などの著作権、その他のいかなる知的財産権はすべて株式会社ケンウッドに帰属するものとします。このソフトウェアは、株式会社ケンウッドからライセンス供与されてお客様の使用が認められたものであり、販売されたものではありません。お客様は、このソフトウェアが記録されているメディアの所有権を有するだけで、株式会社ケンウッドは、そのソフトウェア自体の所有権を留保するものとします。 |
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株式会社ケンウッドは、このソフトウェアの品質および機能が、お客様の使用目的に適合することを保証するものではなく、また、本資料に明示的に記載された以外、このソフトウェアについての瑕疵担保責任および保証責任を一切負いません。このソフトウェアの選択、導入はお客様の責任でおこなっていただき、このソフトウェアの使用およびその結果についても同様にお客様の責任でおこなっていただきます。 |
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データのバックアップについて |
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本ソフトウェアを使用したファームウェア アップデート手順の中には、フルリセットが含まれます。フルリセットにより、お客様がTM-D710/S、RC-D710に記憶されたメモリー、設定データが消去されます。
「メモリーコントロールプログラム:MCP-2A」を使用して、ファームウェア アップデートの前にメモリー、メニューなどの設定データをバックアップされることをおすすめします。 |
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インストール手順 |
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ダウンロードした圧縮ファイル"TM-D710_RC-D710_Tnc_V102J.zip"を右クリックし、「すべて展開」を選びます。表示されるウィザードにしたがって展開してください。展開により生成されたフォルダー"TM-D710_RC-D710_Tnc_V102J"の中に、自動的にインストールされます。 |
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アンインストール手順 |
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インストールで生成された"TM-D710_RC-D710_Tnc_V102J.zip"という名前のフォルダーを、中身のファイルごと削除します。
(このアップデートプログラムは、レジストリおよびシステムフォルダへの書き込みをおこないません。そのため、ファイルを削除するだけでアンインストールできます。) |
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ソフトウェアのダウンロード |
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以上の内容にご同意いただける場合のみ、以下のリンクをクリックして本ソフトウェアをダウンロードしてください。 |
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TM-D710/S、RC-D710 内蔵TNC ファームウェア アップデートプログラム 最新バージョン (以前のアップデート内容も全て含んでいます。)
TM-D710/RC-D710_TNC Firmware Update Version 1.02(2011年5月) |
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「TM-D710_RC-D710_Tnc_V102J.zip」 295KB ダウンロード |
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□お問い合わせメールフォームへ |
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・APRSはBob Bruninga氏WB4APRの米国登録商標です。 |