2008年4月28日
ケンウッド デザイン
お知らせ
アドバンストデザインの研究成果『HIBACHI』を
横浜美術館で開催中の企業連携プログラムに出展しました
 当社の100%出資子会社である株式会社ケンウッド デザイン(社長:田中 智浩、本社:東京都目黒区)が、横浜美術館が考える企業との「連携事業」をとおしたプロジェクト『Heart to Art プログラム』に賛同し、同社のアドバンストデザインの研究成果である「HIBACHI」を出展することになりました。
 今年のゴールデン・ウィークの行き先のひとつとして、ご案内いたします。

 この取り組みは、「みる」「つくる」「まなぶ」という美術館の活動をとおして、「芸術文化による都市創造」をテーマに、さまざまな美術普及活動によって企業と市民と横浜美術館の相互的なコミュニケーションを活性化させることをめざすものです。
 この『Heart to Art プログラム』の一環として横浜美術館に誕生した新しい展示空間は、展示スペースをリビングルームに見立て、まるで自宅で美術作品を鑑賞しているような不思議な体験を通して、作品の新たな魅力を味わっていただくものです。
 『CONDE HOUSE STORIES』(カンディハウスストーリーズ)と名づけられたこの空間の家具のレイアウトや、作品の選定は、同美術館のゲスト・キュレーター(客員学芸員)に迎えられたフランス人、ローラン・グナシア氏によって行われました。

 そして、グナシア氏の長年にわたる日本での生活体験を通じて得た、「和」をコンセプトにした展示空間に溶け込む作品として選ばれたのが、昨年、東京デザイナーズウィークで発表されたケンウッドの開発デザインプロジェクトによるスピーカーシステム『HIBACHI』です。
 “人が集う音楽”をテーマに、家族や友人、仲間をあたたかく包み込む時間を演出するスピーカーシステム『HIBACHI』は、音の広がりや豊かさを感じさせるラウンドフォルムによって、どんな環境にも溶け込み、“囲む”という音楽の新しい聴き方を提案しています。

 4月5日から横浜美術館で始まった、この新しい取り組みに、ゴールデンウィークの期間を使ってご来場いただき、そのアート空間から広がる自然なサウンドスペースを是非体感していただけたらと思います。
Heart to Art プログラム 概要
○協賛企業:
株式会社ランド、株式会社 カンディハウス、株式会社ケンウッド
○会場:
横浜美術館コレクション展ホワイエ
〒220-0012
神奈川県横浜市西区みなとみらい三丁目4番1号
電話:045-221-0300 FAX:045-221-0317
○公開日時:
4月5日(土)~7月13日(日)  開館時間:10:00~18:00
※金曜日は20:00まで開館  入館は閉館の30分前まで  休館日:毎週木曜日
※ご入場には、企画展またはコレクション展の鑑賞券が必要です。
○テーマ:
『CONDE HOUSE STORIES ~concept designed and curated by La Boite』
(カンディハウスストーリーズ ~コンセプト・キュレーション・ローラン・グナシア)
1つの空間に3つのストーリー。北海道を拠点とする家具メーカー、カンディハウスの物語。
①そこではケンウッドの『HIBACHI』をとおしたユニークな音楽空間を演出
②壁を登るテーブル。繊細で紙のように薄い木材が黒仕上げに生まれ変わり、成熟した職人の技術をもつカンディハウスの仕事を表現
③遠近法に革命を起こす予想外の設置の家具。巨大な椅子とミニチュア。不思議な国のアリスになったような空間を創出
○出品概要 Design Concept
HIBACHI  https://www.kenwooddesign.com
シーン選ばない、またシーンに合わせ自由に、自然に音楽を楽しむことができるターゲットフリーなスピーカーシステム。
スペースの配慮や面倒なセッティングが無く、フルワイヤレス化によって様々なシーンに合わせ好きな場所に設置できるレイアウトフリーを実現。従来のオーディオの様な四角い形から、音の広がりや豊かさを感じさせるラウンドフォルムとなり、イスや照明の様なインテリアオブジェ的存在感をあわせ持つデザイン。人が集まる中心にあるプロダクトの提案。

横浜美術館   https://www.yaf.or.jp/yma/index.html
1989年(平成元)3月に、横浜博覧会の施設として開設し、同年11月3日に開館。コレクションとして、19世紀後半以降の美術作品を中心に、ダリ、マグリット、ミロ、ピカソ、セザンヌなどの作家の作品、幕末・明治以来の横浜にゆかりの深い作家の作品など幅広く収集。
「みる」「つくる」「まなぶ」の連携を基本方針として設立された横浜美術館は、コレクションの形成、展覧会の開催だけでなく、実技指導やワークショップの実施、美術情報の提供など、皆様に広く開かれた芸術活動の拠点となっている。
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外25社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。

本件に関するお問い合わせ
報道・出版窓口 : 株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 波木
TEL:042-646-6724 FAX:042-646-1440 E-mail:pr.qa@kenwood.co.jp

イベント・作品窓口 : 株式会社ケンウッドデザイン ブランドスタジオ 柳沼  若井
TEL:03-5457-7122 FAX:03-5457-7220
E-mail:yaginuma.hiroki@design.kenwood.co.jp wakai.risa@design.kenwood.co.jp

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