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2006年10月25日
お知らせ
カーエレクトロニクス事業の成長戦略推進の一環として
長野ケンウッドの隣接地を購入
  株式会社ケンウッド(社長:河原 春郎、本社:東京都八王子市)は、カーエレクトロニクス製品の主力工場である株式会社長野ケンウッド(社長:佐藤一祥、所在地:長野県伊那市)に隣接する土地(1万4千u余り)を購入することで長野県伊那市と合意し、このたび正式契約の運びとなりましたのでお知らせします。


 当社において、カーエレクトロニクス事業は連結売上高の約6割を占める中核事業です。現在は、2005年5月に策定した第二次中期経営計画「バリュー・クリエーション・プラン」に基づいて、同事業の市販(オーディオ)分野を収益基盤、市販(マルチメディア)分野とOEM分野を成長分野と位置づけ、それぞれで事業の強化・拡充を推進しています。

  その一環で、2005年10月にはカーエレクトロニクスOEM事業部とカーエレクトロニクス市販事業部の傘下にあった各設計部門の一部を八王子事業所から長野ケンウッドへ移転し、実装試験データを速やかに設計部門へ反映するとともに、製造からの品質情報を迅速にフィードバックする体制を整えることで「技術」と「ものづくり」の一体化を進めています。
  また、カーエレクトロニクス製品の品質を錬磨するプロセスの中で重要な役割を担う悪路走行路(テストコース)を新設するなど、品質向上と開発リードタイムの短縮、さらには設計段階での品質向上によるコストダウンを推進し、当社事業の中核を担うカーエレクトロニクス製品の競争力強化をはかっています。

  このたび購入する隣接地は、今後の事業施設の拡充、お客様へのサービス対応、従業員の活動環境整備などに使用することを検討しており、一連のカーエレクトロニクス事業の成長戦略を一段と加速させるものです。ケンウッドグループでは、より高品質・高信頼性が求められる自動車産業製品を製造する企業として、より一層の「品質および顧客満足の向上」、「事業体質の強化」に向けた取り組みを推進していきます。
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内11社、海外22社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。」というビジョンの実現をめざします。

株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 久保田
TEL: 042(646)6724 FAX: 042(646)1440 E-mail: pr.qa@kenwood.co.jp

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