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発行日:2005年11月30日
ニュースリリース
<新製品案内>

圧縮音楽をCDに迫る音質で再現する独自特許技術「Supreme」を車載機として初搭載!
MP3/WMA/AAC対応デュアルサイズCD/MDレシーバー「DPX-066MD」など3モデルを発売
外部入力端子搭載でポータブルオーディオとのシームレス化を実現

 株式会社ケンウッド(社長:河原 春郎、本社:東京都八王子市)は、圧縮の際に失われた高音域部分を補間することにより、圧縮された音楽データをCDに迫る音質で再現する独自の帯域補間技術「Supreme(サプリーム)」を車載機として初めて搭載したMP3/WMA/AAC対応デュアルサイズCD/MDレシーバー「DPX-066MD」と外部入力端子を搭載することでデジタルオーディオプレーヤーとのシームレス化を実現するデュアルサイズCD/MDレシーバー「DPX-055MD」「DPX-055MDS」の3モデルを12月中旬より順次発売いたします。

品名 型番 希望小売価格
(本体価格)
発売時期
MP3/WMA/AAC対応
デュアルサイズCD/MDレシーバー
DPX-066MD 44,100円
(42,000円)
12月下旬
デュアルサイズCD/MDレシーバー DPX-055MD/055MDS 39,900円
(38,000円)
12月中旬

※希望小売価格はすべて消費税込みの価格です
※DPX-055MDはブラック色、DPX-055MDSはシルバー色となります。

DPX-066MD
DPX-066MD
DPX-055MD
DPX-055MD
DPX-055MDS
DPX-055MDS
企画背景と製品の概要 〜圧縮音楽をCDに迫る高音質で再生〜
  フラッシュメモリーやハードディスク(以下HDD)といった「デジタルメディア」の台頭および「音楽配信サービス」の普及に伴い、デジタルオーディオプレーヤー(以下DAP)市場は、急速に拡大しています。また、DAPは、ユーザーが所有する音楽財産をすべて収録できる程に大容量化しており、HDDやフラッシュメモリーに収録した楽曲を車の中でも楽しみたいというニーズが、DAP市場の拡大とともに高まりつつあります。

 このような市場を背景に、新たに発売するデュアルサイズCD/MDレシーバー「DPX-066MD」「DPX-055MD/055MDS」は、全てのモデルの背面に外部入力端子を搭載することで、DAPに収録したお気に入りの楽曲を車室内で楽しめる環境を実現しました。また、上位モデルとなる「DPX-066MD」は、主流の圧縮フォーマットであるMP3/WMA/AACで記録されたCDメディアの再生に対応。さらに、MP3/WMA/AAC形式の音楽データで、圧縮の際に失われた高音域部分を補間する独自の帯域補間技術「Supreme」を車載機として初めて搭載しました。14〜16kHz以上の領域まで自然な形で補間されるので、圧縮された音楽データもCDに迫る音質で再生が可能となり、圧縮音楽ユーザーのニーズに合致した製品です。

  オーディオ基本性能は、専業メーカーならではの高音質設計を施すだけでなく、すべてのシートで最適な音場空間を演出する「SRS WOW」や様々な音質調整を可能にする「dBイコライザーPRO」など、多彩な音質技術を搭載しています。また、「DPX-066MD」には、液晶部にブルーライトの間接照明を採用しているので、車室内をスタイリッシュに彩ります。

 今後は、ホームエレクトロニクス、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ(無線機器)の3事業を手がける唯一の音響専業メーカーとして、デジタル/ネットワーク時代にふさわしい「音のエンターテイメント」の新境地を開拓する製品作りに努めます。
主な特長
1.圧縮音楽をCDに迫る音質で再現する独自特許技術「Supreme」搭載(DPX-066MD)
   サプリームは音楽データを圧縮する際に失われてしまう高音域を、デジタル技術によって再現する独自の帯域補間技術です。圧縮の際にカットされる14〜16kHz以上の周波数成分を推定して自然な形で生成。これにより、圧縮された音楽データもCDに迫る音質で楽しめます。
     
2.AUX(外部入力)標準装備(DPX-066MD、DPX-055MD/055MDS)
   急速に普及しているDAPを始めとした様々なポータブルオーディオプレーヤーを接続できるAUX端子を標準装備しています。お手持ちのプレーヤーを接続するだけで、お気に入りの音楽を車室内で簡単に楽しめます。
※外部入力への接続には市販の接続ケーブルが必要です。
     
3.iPod®インターフェースユニット対応(DPX-066MD)
   車室内でiPodを楽しむことができるiPodインターフェースユニット「KCA-iP500(希望小売価格10,500円/本体価格10,000円)」に対応。直接iPodをケーブル接続することで、iPodに収録したお気に入りの楽曲を再生可能。コントロールもiPodに触ることなく全てセンターユニットで行うことができます。また、iPodの持つ再生モード(プレイリスト/アーティスト/アルバム/ジャンルメニュー)に対応しているので、その時の気分に合わせて聴きたいプレイリストやジャンルを選択、再生できます。さらに、音楽を再生しながらiPodを充電することができるので、車室内で音楽を楽しんだ後にiPodを外に持ち出して、引き続き音楽を楽しめます。
※Dockコネクタ搭載のiPod(第3世代)、クリックホイール搭載のiPod(第4世代)/iPod mini/iPod photoに対応します。iPod Shuffleには対応していません。
※iPod with video、iPod nanoについては現在調査中であり、詳細が判明次第ご案内いたします。
     
4.MP3/WMA/AAC対応(DPX-066MD)
   MP3やWMAといったファイル形式に加え、最新の圧縮フォーマットで高い圧縮技術と優れた音の再現性を誇るAACにも対応。MP3/WMA/AAC形式で記録したCD-R/RWをカーオーディオでそのまま再生することができます。
     
5.SRS WOW搭載(DPX-066MD、DPX-055MD/055MDS)
   「SRS WOW」は「SRS 3D」と「SRS TruBass」、「SRS FOCUS」という3つのテクノロジーを融合させた、まったく新しいオーディオプロセッサーです。「SRS 3D」は車室内のどこでも自然な違和感のないサラウンド空間を構築し、「SRS TruBass」はスピーカーの再生能力に依存しない迫力の重低音再生を実現。「SRS FOCUS」は、スピーカーの設置場所に左右されることなく、ダッシュボード上に理想の音場空間を生み出します。これらの3つのテクノロジーを融合させることにより、音のこもり・音像定位などの問題を解決し、あらゆるシートが音のベストポジションとなる理想的な車室内空間を創り上げます。
     
6.人間工学に基づいた高い操作性を誇る「ロータリーエンコーダー」(DPX-066MD、DPX-055MD/055MDS)
   人間工学に基づき、使いやすさを追求したロータリーエンコーダーを採用。回す、押すといったシンプルな動作でオーディオのセットアップを始めとする複雑な設定もスマートにコントロールすることが可能です。また、ロータリー部分に、薄いラバーを被せることによって、指の滑りを抑えるなど細部にまでこだわった設計を施すことで、今までにないスムーズな操作を実現しました。
     
7.自分好みの音質設定が可能なdBイコライザーPRO(DPX-066MD、DPX-055MD/055MDS)
   ROCK・DANCEなど6つのプリセットパターンに加え、BASS・MID・TREBLEの各音域の調整・設定ができるUSERモードを装備した「dBイコライザーPRO」を搭載。ROCKやDANCEといったプリセットパターンではその効果の2段階調整ができ、さらにUSERモードの中でも細かい音質調整ができるPROモードでは、強調したい中心周波数、ゲイン(増減調整)、Qファクター(先鋭度)の微調整と低音を響かせるバスエクステンデッド機能の選択が可能。細かい調整機能がユーザーの求める理想のサウンドを創り出します。
 
主な定格

DPX-066MD

【MD部】
・周波数特性20Hz〜20kHz(±1dB)・S/N比90dB(1kHz)・ダイナミックレンジ90dB
【CD部】
・周波数特性10Hz〜20kHz(±1dB)・S/N比105dB(1kHz)・ダイナミックレンジ93dB・MP3デコードMPEG-1/2Audio Layer-3準拠・WMAデコード Windows Media TM Audio準拠・AACデコード AAC-LC”m4a”ファイル
【FM部】
受信周波数範囲76.0MHz〜90.0MHz(100kHzステップ)・実用感度9.3dBf(0.8μV/75Ω)・周波数特性30Hz〜15kHz(±3.0dB)・ステレオセパレ-ション40dB(1kHz)
【AM部】
・受信周波数範囲522kHz〜1629kHz(9kHzステップ)・感度28dBμ
【EQ】
・イコライザー中心周波数40,50,60,70,80,100,120,150,500,1k,1.5k,2k,10k,12.5k,15k,17.5kHz・可変範囲±12dB
【オーディオ部】
・最大出力50W×4・定格出力30W×4(4Ω、1kHz、10%THD)・プリアウトレベル2.0V(FM/10kΩ)・プリアウト詳細 リアL、R/サブウーファー切替
【共通部】
・電源電圧14.4V(11〜16V)・最大消費電流10A・埋込寸法178W×100H×155Dmm・質量1.9kg

DPX-055MD/055MDS
【MD部】
・周波数特性20Hz〜20kHz(±1dB)・S/N比90dB(1kHz)・ダイナミックレンジ90dB
【CD部】
・周波数特性10Hz〜20kHz(±1dB)・S/N比105dB(1kHz)・ダイナミックレンジ93dB
【FM部】
・ 受信周波数範囲76.0MHz〜90.0MHz(100kHzステップ)・実用感度9.3dBf(0.8μV/75Ω)・周波数特性30Hz〜15kHz(±3.0dB)・ステレオセパーション30dB(1kHz)
【AM部】
・受信周波数範囲522kHz〜1629kHz(9kHzステップ)・感度28dBμ
【EQ】
・イコライザー中心周波数40,50,60,70,80,100,120,150,500,1k,1.5k,2k,10k,12.5k,15k,17.5kHz ・可変範囲±12dB
【オーディオ部】
・最大出力50W×4・定格出力30W×4(4Ω、1kHz、10%THD)
【共通部】
・電源電圧14.4V(11〜16V)・最大消費電流10A・埋込寸法178W×100H×155Dmm・質量1.9kg
 
商標について
※Supremeは株式会社ケンウッドの日本における登録商標です。
※iPodおよびiTunesは、著作権のないマテリアル、または法的に複製・再生を許諾されたマテリアルを個人が私的に複製・再生するために使用許諾されるものです。著作権の侵害は法律上禁止されています。
Apple、iPod、iTunesは米国およびその他の国で登録されているApple Computer, Inc,の商標です。
※WindowsMedia™は、米国マイクロソフトコーポレーションの米国およびその他の国における登録商標または商標です。
※Windows Media Player 9の新規コーデック(Professional, Lossless, Voice)には対応していません。また、新規のビットレートや新規のサンプリング用周波数にも対応していません。
※著作権保護されているWMA形式の音楽ファイルは、再生できません。
※WOWはSRS Labs, Inc.の商標です。WOWSはSRS Labs, Inc.からのライセンスに基づき商品化されています。
※その他、記載されている会社名、製品名は各社の登録商標または商標です。
ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内12社、海外24社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で、人々に幸せな気持ちを創ろう」というビジョンの実現をめざします。

報道・出版窓口:株式会社ケンウッド CR統括部 広報・IR室 久保田
TEL: 0426(46)6724 FAX: 0426(46)1440 E-mail: pr.qa@pr.kenwood.co.jp

製品ポジやカタログのお問い合わせは下記へお願い致します。
株式会社ケンウッド 情報・技術統括部 宣伝室 TEL: 0426(46)6733 FAX:0426(46)6729

一般顧客窓口:ケンウッドカスタマーサポートセンター
TEL:0570-010-114(ナビダイヤル) 携帯電話・PHS・IP電話:045-933-5133

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Updated 2005/11/30 (C) 2005 KENWOOD Corporation