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発行日:2005年01月12日

ニュースリリース

<新製品案内>


米国WCES 2005でカーエレクトロニクス分野参入
25周年記念プロモーションを開始
高音質スペシャルモデルを米州、欧州、アジアに投入し、
ブランド・プロモーションを展開
2005年新製品ではiPod接続が可能なラインアップを導入


株式会社ケンウッド(社長:河原春郎、本社:東京都八王子市)は、今年でカーエレクトロニクス分野参入25周年を迎えるのを記念して、記念スペシャルモデル(限定版)を商品化し、1月6日から米国ラスベガスで開催されたWCES(ウインター・コンシューマ・エレクトロニクス・ショー)での発表を皮切りに、米州・欧州・アジア市場で発売する運びとなりましたので、お知らせします。

1. 25周年記念スペシャルモデルと2005年新製品群

【25周年記念スペシャルモデルロゴ】

25周年記念スペシャルモデルロゴ

<25周年記念スペシャルモデル>
カーエレクトロニクス分野参入25周年を記念して、長年にわたって培ってきた高音質技術を、当社が誇る音質マイスターの手で余すことなく結集した記念スペシャルモデル「25thモデルシリーズ」を商品化しました。5月以降、米州、欧州、アジア(日本除く)の各市場に順次投入し、世界規模でプロモーションを展開します。
「25thモデルシリーズ」は、TV/DVDレシーバー、CDレシーバー、ステレオパワーアンプ、スピーカーシステムのフルラインアップで構成されるハイエンドシリーズで、音質マイスターによる高音質再生と洗練された贅沢なデザインが特長です。


品名 型番 参考価格 発売時期
TV/DVDレシーバー XXV-05V US$2,200程度 5月
CDレシーバー XXV-01D US$580程度 5月
4chパワーアンプ XXV-02A US$580程度 5月
サブウーファー専用
Dクラスモノラルパワーアンプ
XXV-03A US$580程度 5月
スピーカーシステム XXV-04S US$900程度 5月


XXV-05V XXV-01D
XXV-05V XXV-01D

XXV-02A XXV-03A
XXV-02A XXV-03A

XXV-04S
XXV-04S


<2005年新製品群>
2005年新製品(海外向け)としては、"Easy use"と"Fine visibility"をコンセプトとした商品群をラインアップ。業界で初めてPCアプリケーションとのリンクを実現したACドライブ(Advanced Codec Drive)搭載モデルや、アップル社製iPodとの接続を可能にし、当社カーエレクトロニクス製品によるiPodの高音質再生、オペレーション、テキスト表示を実現したiPod接続モジュールを発売します。
iPod接続モジュールは、現在発売中のCDレシーバーなども含めて、多くの当社製カーエレクトロニクス製品とiPodとの接続を可能にしました。


2. 新ブランド・イメージ戦略

当社は、昨年1月に新設したブランドマネジメントプロジェクトを中心に、英国インターブランド社とともにケンウッドブランドのプレゼンスを高め、新しい価値を提供するための「新ブランド・イメージ戦略」を推進してきました。
このプロジェクトでは、「ブランド・ロゴ」のレビューを行って展開方法を見直し、包括的なブランド戦略として、新たに「ブランド・ステートメント」を設定しました。同時に、「企業ビジョン」を展開して「行動指針」と5つの「コア・バリュー」定めるとともに、上記の記念スペシャルモデルを商品化し、米国WCES 2005を皮切りにこの年初から新生ケンウッドを世界へ大々的にアピールしていきます。

新ブランド・イメージ戦略

KENWOOD 【企業ビジョン】
新鮮な驚きや感動で人々に幸せな気持ちを創ろう。

【ブランド・ロゴ】
右上参照 ・・・ ロゴは従来のボールドタイプ(太字タイプ)に一本化し、形を洗練します。

【ブランド・ステートメント】
Listen to the Future ・・・ 表現は右上参照

【行動指針】
独創性を高め、誇りと情熱と精緻な技で、具現化する。
私たちは、ケンウッドの伝統、個性、未来への意志を反映させた価値を、お客様と共有します。
私たちは、企業ビジョンの実現に向けて、製品開発からお客様サービスまでのすべての事業活動を、このコア・バリュー(核となる価値)に沿って展開します。

【コア・バリュー】
A Step Ahead 力強い進化をもたらす先見性と、一歩前をいく勇気お客様との信頼関係で築く、ブランドへの自信
The Right Fit お客様のニーズや価値観に、ぴったり合った製品やサービス
Fresh Experience 毎日の生活や仕事にもたらす、新鮮な驚きや発見
Quality and Performance 製品と事業活動に貫かれる、品質へのこだわり
Confidence and Trust お客様との信頼関係で築く、ブランドへの自信


3. カーエレクトロニクス事業の歴史

1946年、ラジオの製造を生業に長野県で産声をあげた当社は、周囲を山々に囲まれて電波が微弱だった環境を克服して、高性能な高周波コイルを生み出しました。その高周波技術は、ホームオーディオや無線機器の礎となり、FMチューナーでは世界一の評価を受けました。こうして「音と無線通信」をコアコンピタンスとする企業として発展を続けた当社は、1980年、創業以来のホームオーディオ技術を活かしてカーオーディオを商品化し、日本市場と米国市場に投入してカーエレクトロニクス分野に参入しました。翌年には欧州市場でもカーオーディオを発売し、わずか2年で世界展開を果たすと、その後は業界初となる脱着式カーオーディオ、防犯機能付きカーオーディオ「MASK」、さらにはMP3再生対応カーオーディオなど、強力なマーケティング力、商品開発力、デザイン力を活かして斬新かつ洗練された数々の商品を世に送り出し、世界各地で高いブランド・プレゼンスを築いてきました。また、高音質の追求はカーエレクトロニクスにとどまらず、新システムや新素材の開発など、カースピーカーの革新にも寄与してきました。
カーナビゲーション分野においても、1992年の参入以来、業界に先駆けてタッチパネル方式や音声認識システムを採用するなど、ユーザーインターフェースを重視した商品戦略を展開してきたほか、近年ではDVDレシーバーとHDDナビゲーションを融合して機能性とエンターテインメント性を両立し、車室をシアターにする「シアターナビ」を商品化するなど、マーケットに新しいカーエレクトロニクスの魅力を提案し続けています。さらに、昨年末にはこれまでの他社との共同開発体制を見直し、独自技術によるカーナビゲーションの自社開発を完了して、特定販売ルートへの出荷を開始しました。この第4四半期には市販ルートへの販売も開始し、来期には本格的に主戦場へ進出する計画です。
さらには、米国を中心に普及が進むデジタル衛星放送「Sirius」やデジタル地上波放送「HD Radio」にもいち早く対応しているのに加えて、今後はアップル社のiPodに対応したカーオーディオ、カーマルチメディアの商品化、デジタル技術とネットワーク技術を駆使したカーエレクトロニクスとホームエレクトロニクスのシームレス化など、"Home & Away"でのデジタルエンターテインメントの実現に向けた取り組みを加速していきます。


4. 米州販売体制の強化

米国市場への対応を強化し、また新興市場であるメキシコおよび中南米市場の強化をはかるため、2004年11月15日付で米州統括機構設立準備室を発足しました。 室長にはゼネラル・エレクトリックのエンジニアを経て日本サンマイクロ、日本ベリタスソフト等のトップを歴任した上村美喜男(カミムラミキオ)氏を招聘し、ケンウッドU.S.A.社とともにケンウッド・エレクトロニクス・ラテンアメリカ社(パナマ)とケンウッド・エレクトロニクス・カナダ社も傘下に置いて、米州の販売体制を強化します。


ケンウッドは、「Mobile & Home Multimedia System」の分野で、カーエレクトロニクス、コミュニケーションズ、ホームエレクトロニクスの3事業を展開しています。そして、国内12社、海外24社の関連会社とともに、「新鮮な驚きや感動で、人々に幸せな気持ちを創ろう」というビジョンの実現をめざします。


本件に関するお問い合わせ先
  株式会社ケンウッド 広報室 TEL 0426-46-6724
  能勢 FAX 0426-46-1440
E-mail: pr.qa@pr.kenwood.co.jp

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Updated 2005/01/12 (C) 2005 KENWOOD Corporation