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ニュースリリース

<新製品案内>


アウトドアの厳しい使用条件に耐えるヘビーデューティー仕様!
業界初の高度な諸性能を満載した
アウトドアラジオ「VOGELGUIDE」を発売!

株式会社ケンウッド(社長:酒井田 格、本社:東京都渋谷区)は、アウトドアの厳しい使用条件に耐える耐環境性能と、アウトドアならではの必要性を考慮した受信バンド構成を持ったアウトドア用携帯型ラジオ「VOGELGUIDE ODR-01」を、アウトドア用品専門店にて2月1日より発売致します。

品名 型番 税別標準価格 発売時期 当初月産台数
アウトドアラジオ
VOGELGUIDE(フォーゲルガイド)
ODR-01 39,800円 2月1日 1,000台


ODR-01
ODR-01



★企画背景

 登山やマリンスポーツなどのアウトドア環境において、天候などの各種情報を得るために携帯ラジオが大きな役割を果たしています、しかし、そのような日常生活からかけ離れた厳しい環境下においては、これまでの携帯型ラジオでは「耐環境性」という観点で十分納得できる製品はありませんでした。弊社「アウトドア事業プロジェクト」では、実体験に基づいて「耐衝撃性能や防水性能等十分な耐環境性能を持ちながらアウトドアならではの情報をもれなく提供でき、かつ携帯性に優れた製品」を企画、1998年10月に開発発表を行わせていただきました。

 おかげさまで開発発表以来、各方面から数多くの大きな反響を頂きました。弊社「アウトドア事業プロジェクト」もアウトドアユーザーの一員として納得のいく商品づくりに注力、数々のフィールドテストを繰り返し、このたびの発売となりました。




★企画背景と製品の概要

 「VOGELGUIDE ODR-01」は、アウトドアの厳しい条件下でも十分な性能を発揮できる「耐環境性能」と、アウトドアライフに必須の受信バンド構成を持った高性能アウトドア用携帯型ラジオです。

 本体には腐食に強く、高い堅牢性を発揮するチタンを採用。衝撃を受けやすい本体四隅にはゲル状の衝撃吸収材を使用し、高い耐衝撃性能を実現*1しました。また、万一の水中落下を想定し、防水性能「JIS保護等級7」を世界で初めて携帯型ラジオで実現*2、不測の事態にもあわてることがありません。さらに、電池駆動製品にとって、極寒地での使用は過酷なものですが、そのような気象条件下での使用にも耐えるよう、マイナス20℃で動作可能な設計としました。

 アウトドアライフに必須の情報をもれなく提供できるよう、受信可能バンドはNSB1,2/AM/FMの3バンドを設定、ワールドワイド仕様のFMとステップ切り替え方式のAMにより、海外での使用も考慮しています。さらに各灯台から発信される「船舶気象情報」の受信も可能です。気象情報などの貴重な放送情報を聞き逃すことがないよう、タイマーによる放送自動録音機能*3をアウトドアラジオの独自の機能として、世界で初めて実現しました。低温下でのレコーディングを考慮して、メカレスのICレコーダー方式とし、内蔵しています。

 アウトドアツールとして本格的なニーズにお応えできる製品であるため、本製品の販売にあたりましてはアウトドア業界で高い評価と信頼を得ている株式会社スノーピークと、マリンスポーツ店向けルートとして、雑誌「舵」を発行する株式会社舵社等の専門ルートを通じ、全国のアウトドア用品専門店及び通信販売等で販売していきます。



★製品の特長

  1. 弊社が考える「アウトドアユース」を満足する世界最高水準の耐環境性能

    • 厳しいアウトドア活動を考慮した、世界最高水準の
      耐衝撃性能*1

      本体には腐食に強く軽量高剛性のチタン材を、特に衝撃を受けやすい本体四隅には振動や衝撃の吸収に優れたゲル状衝撃吸収材を使用しました。また、プリント基板をはじめとする本体内部もあらゆる衝撃を想定して設計、アウトドア活動での厳しい使用環境を考慮しています。

      *1:外観部品が損傷するような衝撃に対しては動作性能を保つことができない場合があります。

    • 厳しい気象条件下でも動作する高い信頼性
      厳しい気象条件下での使用を考慮し、+60℃〜−20℃での動作テストを実施。−20℃でも動作する最高度の低温特性を持つLCDディスプレイやリチウム電池を採用しています。

    • 予期せぬ水中落下にもあわてない防水性能
      ラジオでは世界初、世界最高水準の「JIS保護等級7」を実現*2。カヌーやウィンドサーフィンなど、水上スポーツにも安心して携帯することができます。新開発の防水ヘッドホン(モノラル)付属。

      *2:水中での使用はできません。また、水中に放置したり、水滴・海水がついたまま放置したりしないで下さい。

  2. アウトドアに必須の情報を高感度でもれなく伝える
    受信バンド構成

    弊社創業以来高い評価を得てきたラジオ受信技術を結集させ、AM/FMワールドワイドに加え、アウトドアでの活動に欠かせない山岳高層気象通報などの短波放送(NSB)、NHK気象通報、船舶気象通報などを高感度で受信。ワールドワイド仕様のFMとステップ切り替え(9kHz/10kHz)方式のAMにより、より広いアウトドアフィールドに対応します。

  3. 便利な高性能ICレコーダー&タイマー録音機能を内蔵

    便利な高性能ICレコーダーを内蔵。放送内容を15分間と、任意の音声をメモ代わりに1分間録音することができます。また、タイマー録音機能*3によって、電源を切っていても自動的に最新の気象情報を常に記録させるなど、指定した番組を指定時間に記録できます。

    *3:受信環境によっては十分な録音結果が得られない場合があります。

  4. 携帯用ラジオでは業界初のチタン材を採用した高剛性かつ
    腐食に強いボディ

    高剛性で腐食にも強いチタン材を、携帯型ラジオのボディとして初めて採用。耐衝撃性と耐腐食性を両立させました。

  5. グローブ装着時に便利なシングルハンドオペレーション

    各操作キーは独自のデザインとレイアウトを採用、片手で操作ができる高操作性を実現しました。グローブを着用した状態でも操作が可能です。

  6. アウトドアに欠かせない各種アクセサリーを付属

    • エマージェンシーカプセル
      万一の緊急事態に役立つ、自分のID(住所、血液型など)などを記載できるレスキューシートが入った防水カプセルを付属しました。レスキューシートには耐水性の高いユポ紙を採用。

    • 防水タイプの予備バッテリーケース
      アウトドアでの電池切れを防ぐため、予備電池が一本入る防水ケースを付属しました。

    • ダイニーマ素材を採用したストラップ
      強度が高く、耐摩耗性、耐候性に優れたダイニーマ素材のストラップを付属しました。

  7. その他の主な機能

    • 自分のいる県名に合わせたナンバーを入力するだけで受信放送局が設定できる「エリアプリセット」機能
    • 電源の切り忘れによる電池切れなどを未然に防止、90分後に電源が切れる「オートパワーセーブ」機能
    • 受信可能放送局を自動でサーチする「FM放送オートチューニング」機能
    • 新幹線社内放送受信機能、道路交通情報受信機能
    • 受信状態が良くないときに雑音を減らし聴き取りやすくする「ノイズカット」機能
    • ヘッドホンを本体から外さずにスピーカーから音声を出す「スピーカー/ヘッドホン切り替え」スイッチ

★主な定格

「ラジオ部 受信バンド」
AM 522〜1629kHz(9kHzステップ時)
530〜1700kHz(10kHzステップ切り替え時)
FM 76〜108MHz(TV1〜3ch)
NSB1 3.925、6.055、9.595MHz
NSB2 3.945、6.115、9.760MHz
船舶気象通報 1670kHz(簡易受信)
道路交通情報 1620/1629kHz
新幹線(JR)放送  
ICレコーダー部
録音方式 モノラル録音(内蔵フラッシュメモリー使用)
録音時間 ラジオ放送最長15分+内蔵マイク録音最長1分
電源他
電源 DC3.0Vリチウム電池(CR123A/CR17345)
実用最大出力 160mW(EIAJ 8Ω)
スピーカー 3.6cm(丸形8Ω)
最大外形寸法 約79(W)×117.5(H)×30.5(D)mm
質量 約275g(付属リチウム電池を含む)/約260g(本体のみ)



★付属品

  • 防水インナーホン(モノラル)
  • 防水予備電池ケース
  • CR123Aリチウム電池
  • エマージェンシーカプセル
  • レスキューシート
  • 本体用ダイニーマストラップ
  • 予備電池用ダイニーマストラップ



★株式会社スノーピークの概要

株式会社スノーピークは「ユーザーオリエンティッドな発想」「フィールド実証主義の徹底」に基づいたアウトドア・フィッシング用品の製造販売を行っており、多くのユーザーから絶賛されています。99年には、米国で開催されたOR(アウトドア・リテーラー)ショーに出展した製品が大反響を呼び、名誉ある「バックパッカー誌」のエディターズチョイスを受賞しています。

  • 会社名:株式会社スノーピーク
  • 代表取締役社長:山井 太(ヤマイトオル)
  • 業種:アウトドア・フィッシング用品の製造販売
  • 設立年月:1964年1月
  • 資本金:9,952万円
  • 従業員:45名


本件に関するお問い合わせ先

お客様窓口: ケンウッドカスタマーサポートセンター (東京) TEL:03(3477)5335
ケンウッドカスタマーサポートセンター (大阪) TEL:06(6394)8085
報道・出版窓口: ケンウッド広報室  山田 TEL:03(5457)7120
FAX:03(5457)7110
E-mail: pr.qa@pr.kenwood.co.jp

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Updated 2000/01/20 (C) 2001 KENWOOD Corporation