KENWOOD

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INTERVIEW 01

ピアニスト秋田慎冶

A-K905NT/LS-K901

about: hi-res audioA-K905NT/LS-K901

レコードみたいなやわらかい音で聴くことができますよね

ハイレゾ音源のネットワーク再生に対応したA-K905NT/LS-K901。このモデルを愛用している、ジャズピアニストの秋田慎冶さんに、Kseriesの音や使用感、ハイレゾオーディオについて伺いました。

― Kseriesのご愛用、ありがとうございます。Kseriesを選ばれた理由を教えて下さい。

やっぱり音の良さですね。あとは拡張性。A-K905NTにCDプレイヤーはついてないですが、デジタルデータに変えて手元のスマホで選曲できるというのはすごく便利です。デザインや、アンプパネルのヘアラインの感じも他にはなくておしゃれですよね。

― 使用してみていかがですか?

古いJazzをよく聴くんですけど、そういう音楽でも、いわゆるレコードみたいなやわらかい音で聴くことができますね。あたたかみのある太い部分のところと、シンバルの高いところの空気感、そういう音も出てるからすごいな、と。技術的なことはよく分からないですが、帯域が広いので表現できているように思います。

CDのコレクションは半年ぐらいかかって全部、ファイル化しました。そのおかげで、ライブラリの管理はすごく便利になりました。例えば、多くのアーティストが演奏しているスタンダードなJAZZの曲「枯葉」を曲リストで一覧にすると、様々な人が様々な解釈で演奏しているものが簡単に選べてすぐに聴けますよね。1曲のことを研究しようとしたときに、これができるのはいいですね。CDだとこういう聴き方はできないですから。

秋田慎冶

― 古いJazzの他、普段はどんな曲を聴かれていますか?

その時々によって全然違うんですけど、古いJAZZを聴くときと、今っぽいものを聴くときと。自分のCD(音源)は絶対聴かないんですけど(笑)。JAZZの他は、R&BとかROCKとかいろいろなものを聴くようにしています。やっぱりJAZZはジャンルの壁を越えて多くのものを取り込んで進化していくので、オールジャンルはカバーできていないと思いますが、いろいろなものを聴いていかなければいけないな、と。

曲の制作は、今まで聴いている全てのものから影響を受けています。例えばClassicはあまり聴かないのですが、聴くと構成とか、ちょっとした微妙な変化に影響されて曲ができたりするんですよ。

秋田慎冶

やっぱりいいですよね、音楽は。

― リスニングスタイルを教えてください。

音楽を聴くときは、ちゃんと「聴く」というか、BGMやなんとなくではなく、「聴く」時間を持ってます。ちゃんと正座をして、いや正座はしないですけど(笑)、それぐらいの気持ちで。ですから長時間ではないですね。アルバム1枚ぐらいです。やっぱりいいですよね、音楽は。聴けば聴くほど、自分が成長すればするほど、良さが分かります。同じCD(音源)を聴いていても違って聴こえるし、奥深さが分かってくるし、いろんな側面からこれほんとにすごいなって思いますね

― オーディオの音質調整などはされていますか?

音質調整はいじってないです。FLATです。性格が違うスピーカーをいくつか持っていて聴くものによって使い分けたりしているんですけど、Kseriesはオールジャンルいける気がしますね。いい意味でのFLATさ加減というか、守備範囲が広いというか。色付けしていないけど、自然というか。だから僕はFLATで聴けるんだと思います。

― 不満点は?

欲というと、デジタル入力1、2というのがありますが、どっちに何を入力したか分からないくなるので例えば1をCD、2をDATとか名前を付けられるとか、表示をカスタマイズできるといいですね。あと、音量がもっと出てもいいかなと思いました。僕は結構、爆音で聴くんですよ。CD(音源)だといいんですけど、資料でもらう音源はレベルが低かったりするので、もう少し音量が出ればいいなと思います。特殊な不満かもしれませんけど。

秋田慎冶

音の色付けがなく、オールラウンドで聴ける

― Kseriesは「原音再生」をコンセプトに音づくりをしていますが、音楽をつくるアーティストからはどのように感じられますか?

僕は演奏しながら聴く自分の生音と、録音された音は、違うものだと完全に分けて考えてきました。だから、オーディオにどこまで求めるかということにもよりますが、「原音再生」の原音をピアノの生音として捉えると、僕は普段から毎晩どこかでピアノをひいているので常に生音にふれているわけです。そういう意味で、一般の方より音の感じ方のハードルが高いと思うのですが、Kseriesは先に言ったような自然なかんじが再現できていて、音の色付けがなく、オールラウンドで聴けるということはなかなかだと思います。

秋田慎冶

ハイレゾオーディオは「高嶺の花」ではなく、普通に「自分の隣」に

― ハイレゾオーディオについて、アーティストとしてはどう思われますか?

普段演奏するときは、原音で聴くじゃないですか。だからレコーディングしてマスタリングするときに、CDレベルに落とすときがすごく嫌なんですよ。ああこうなってしまうのかと。仕方ないのですが、でもこのKseriesだと、ハイレゾ音源を再生できるのでマスタリング前に近い音で聴けますよね。そこは嬉しいですね。

そしてできればハイレゾオーディオが、もっと浸透してほしいです。この前のツアーでもハイレゾ音源というのがあってね、という話をしたのですが反応する人があまりいないんですよ。オーディオファンの間では絶対みなさん知ってると思うんですけど一般人の間では、全国どこいっても、ハイレゾ?ん?初めて聞いた、という段階なんですよね。アーティストとして、より原音に近いということでは、ハイレゾオーディオは「高嶺の花」ではなく、普通に「自分の隣」にいてほしいものです。

音って「いい音」を知らないと、知らないまま終わってしまうことが多いように思います。例えば電車の中でヘッドフォンして、MP3で聴いていて、でもそれしか知らなかったら、「うん、これで音楽!」って思ってしまう。さらにいいヘッドフォンを買ったら「いい音になったな」と思うでしょうけど。

本当はそうじゃなくて、こんなにいい音が存在するってことをもっと知ってほしいですね。ピアノもMP3で聴いたピアノで、こんな音でしょって思われてますけど本当はそうじゃないんだけどなって。

秋田慎冶

リアルに聴こえる良さを

― ハイレゾコンテンツを作るときのレコーディングは、演奏も意識しますか?

自分のアルバムを録るときは同じですかね。常にベストを尽くそうとしているので、演奏内容は変わらないです。ただKseriesに提供した曲は、こんないい音が世の中にあるんだっていうことをお伝えしたいから、いろんな意味でのダイナミックレンジは広くするように心がけました。

それは強弱のこともあるし、音の低音高音ということもあるし。 あとはすごくいろんな音が同時に鳴っている瞬間と、単音が鳴っている瞬間と、いろんなシュチュエーションを聴いてもらいたいなと思って、それが全部ちゃんとリアルに聴こえる良さを意識しました。

秋田慎冶

― KENWOODの具体的なイメージはありましたか?

Kseriesに出会う前までは、KENWOODって、カーオーディオとか、昔でいうとことろのラジカセとか、コンシューマーモデルというイメージだったのですが、高品位なもの、というイメージに変わりましたね。Kseriesに提供した曲は、全体的に「広い」「音が繊細できらきらしている」というキーワードで作りました。 Kseriesの帯域や奥行感とか・・・、そんなイメージで。

あとは、ピアノってよくできた楽器ですごくいい音がするんです。 難しいこと知ってればわーかっこいいとか、すごいとか、なりがちですけど実は一音を鳴らしただけでも、これだけですごくきれいって思える。 本当はピアノってそういう音なんですよね。同じ音でも様々な表現ができる楽器でなので、そういったピアノのテクニカルな部分とKseriesのイメージと2つの側面を気を付けて作りましたね。

秋田慎冶

― 去年、CDも出されてますよね。

はい、去年出した3枚目のアルバム「CIRCLE」は、全てオリジナルの曲です。JAZZなのに全部タイトルが日本語なんですけど、とあるドラマーの出したCDのSpecial Thanksが全部日本語で、「○○君、○○してくれてありがとう」とか制作者の話し言葉がそのまま使われていて、この人らしい、いいアルバムを作られたなと感銘を受けまして。

このアルバムには歌詞がないので、せめてタイトルは、自分の一番自由に使える、自分の想いが一番伝わりやすい言語でつけようと思ったんです。でもiTunesで配信するときに、対象が全世界なるので、結局、英語名も付けまし たけどね(笑)。

秋田慎冶

― Message from Shinji Akita ―

やっぱり音楽っていいものなんですよ。
生を聴く機会がなかなか無い方もライブとかコンサートにいらしてみてください。
そこで実際に生で演奏されている楽器の音を味わってもらって、
さらにハイレゾ音源との垣根がどれくらいあるのか、というのも体感してみてもらえれば。
聴いてみたらすぐ、違いが分かると分かると思うんですよね。
是非生演奏やハイレゾオーディオを、たくさん聴いてほしいです。

秋田慎冶

ジャズピアニスト、作曲家、編曲家。 '97年に渡米、名門ライブハウスBottom Lineを始めNYマンハッタンを中心としたライブ活動やレコーディングに参加。帰国後は阿川泰子、マリーン、矢沢永吉、清水翔太など多数のアーティストと共演。自身もCM曲提供、出演の他、これまでに4枚のアルバムをリリース。卓越した音楽センス、粒立ちの良いタッチと拡がりのあるサウンドへの評価は高い。

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デビュー10周年記念アルバム

デビュー10周年記念アルバム「 time-10 」

「time-10」全国ソロピアノツアーが大盛況、実力・ルックスを兼ね備えた絶好調のピアニスト、秋田慎治が、デビュー10周年を迎え、6年ぶりのバンド・サウンドアルバムをリリース。
2016年4月からスタートした TOKYO FM の新番組「GINZA JAZZzzzz supported by 銀座三越」パーソナリティーとしても活躍中!
秋田慎治さんより「僕のNEWアルバムをKseriesで是非聴いてください!」
詳しくはこちら

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Kseries A-K905NT/LS-K901- ネットワークアンプ A-K905NT
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