TS-990シリーズ取り扱い説明書

直感的な操作ができる新周波数ファンクション

従来VFO A/VFO B を切り替えていた周波数ファンクションを、メインバンドとサブバンドの切り替えで実現。メインダイヤルツマミ上部にあるサブ側のRXキーでサブ受信のON/OFF、TX キーでシンプレックスとスプリットの切り替えが可能です。さらにLEDの点灯で現在の状況がひと目でわかります。

クイック設定ができる新スプリットファンクション

従来シリーズと同様にM→SとM/Sによる設定に加え、2アクションのクイックなスプリット設定が可能です。

スプリットやサブ受信状態もメモリー可能

最大120chのメモリーを用意。スプリット運用の状態もメモリーが可能です。さらにデュアルチャンネルメモリーにより、二波同時受信の状態も簡単に呼び出すことができます。

サブ受信部の混信除去操作を集中配置

サブ受信部専用の混信除去操作系をメインパネルの右端に集中配置。とっさの操作でも迷うことなく必要なツマミやキーに アクセスできます。また帯域可変エンコーダーは操作対象の 切り替えでメインとサブを共用。サブ運用時はLEDが点灯し、 誤操作を防止します(帯域可変エンコーダーをメイン専用とすることも可能)。さらにバンドエリミネーションフィルター、APF、ミュート、DSP IF FILTERのスロープ切り替えの追加、AGC OFFキーの独立、NB1/NB2の同時使用などの機能も、TS-990用にチューンナップしてTS-590より大幅にアップグレードしています。

メイン、サブのツマミ周辺に便利な機能を配置

メインダイアルとサブダイアルの直近に、頻繁に使用する機能を集中して配置。さらにクイックな運用を支援します。

フロント配置のUSB端子×2で利便性を向上

フロントパネルにヘッドホンジャック、マイクジャック、キージャックに加え、2つのUSB端子を装備。キーボードやUSBメモリーが使用できます。

USBメモリー/USBケーブルによるファームウェアアップデート

本体をアップデートモードで起動させ、ファームウェアを書き込んだUSBメモリーをフロントのUSB-A端子へ差し込むと自動的にアップデートを開始。また、背面のUSB-B端子とPCをUSB ケーブルで接続し本体をアップデートモードで起動させると、PC に「TS-990」フォルダが表示されます。そこにファームウェアをドラッグ&ドロップするだけで自動的にアップデートを開始します。

外部入出力の切り替えに対応したDATAモード

マイク端子に加え、背面パネルにアナログオーディオ入出力、USB オーディオインターフェイス、光デジタルインターフェイスと多彩な入出力インターフェースを配置。これらをSSB/FM/AMの各モードでDATAモード(1~3)と組み合わせることで、変復調用の外部機器を簡単に切り替え可能です。またDATA VOX 機能、変調ラインごとのミュート切換え機能なども装備しています。

PCからTS-990を遠隔操作

ARCP-990(ラジオコントロールプログラム)によって、ほぼすべての機能がPCでコントロールできます。各種機能設定やメモリーチャンネルの管理などもPCから可能です。なお、関連するソフトウェアは、ケンウッドWebサイトからダウンロードできます。

受信・送信DSPイコライザー

従来のプリセットに加えて、最大3個までのユーザー設定が可能です。モードごとに使用するイコライザーを記憶できるため、きわめて快適にHiFi-SSBによるラグチューなども楽しめます。

RXイコライザー表示