TS-890シリーズ|多彩な混信除去・ノイズ除去機能

IFフィルター

LOW CUT/HI CUT及び、WIDTH/SHIFTによる通過帯域特性の周波数範囲を拡大。混信信号除去や好みの音質に調整ができるだけでなく、デジタルモードでの運用がさらに便利になりました。SSB/AM/FMモードではLOW CUT/HI CUT、CWモードではWIDTH/SHIFT、FSK/PSKモードではWIDTH機能として動作します。また、SSB/SSB-DATAモードでは、CWのようにWIDTH/SHIFT動作に変更することもできます。なお、ルーフィングフィルター(270Hz/500Hz/2.7kHz/6kHz/15kHz)の選択は、IFフィルター通過帯域幅に合わせた自動設定、またはいずれかを選ぶ手動設定が可能です。

  • ※270Hzはオプション装着時

IFフィルターシェープ、AFフィルター

IFフィルターの形状をMedium/Soft/Sharpの3種類から切り換えが可能です。また、復調後の音声に対するAFフィルターの通過帯域をMedium/Wide/Narrowの3種類から切り換えが可能です。これらの設定の組み合わせで復調信号のキレ味を加減することができます。

オーディオピークフィルター

CWモード受信時に動作する、狭帯域幅のピークフィルターです。ノイズにより了解度が低い場合に、目的信号を浮かび上がらせ了解度を向上できる効果があります。中心周波数はピッチ周波数に連動し、最大+6dBのピークゲインを持たせることが可能です。

ノッチフィルター

IF段で動作するノッチフィルターです。強力な妨害信号を除去することにより、目的の微弱信号を浮かび上がらせることができます。減衰幅はNarrow/Middle/Wideの3段階に切り換えができ、混信の状況に合わせた運用が可能です。

ノイズリダクション機能(NR1/NR2)

従来のNR1/NR2のノイズリダクション方式に加え、NR1では音声系モードでのノイズ除去に特化したスペクトル減算方式のノイズリダクションを搭載。各受信モードに最適なノイズリダクション方式が適用されます。

ノイズブランカー

ノイズブランカーは、「バリバリ」というパルス性ノイズを低減します。本機には、アナログ信号処理によるNB1と、DSPによってIF段でデジタル処理をするNB2の2種類のノイズブランカーが組み込まれています。またNB2は動作原理が異なる2種類のNBから選択することができます。ノイズの状況に応じてNB1とNB2を使い分けます。同時に使用することもできます。

ビートキャンセル機能(BC1/BC2)

ノッチフィルター(IF動作)がひとつの強力なビートに効果的であるのに対して、ビートキャンセル(AF動作)は比較的弱い複数のビートに効果を発揮します。BC1は弱いビートや連続ビートに効果があり、BC2はCW信号のような断続するビートに効果があります。

AGCクイックリカバリー

受信信号にパルスノイズが含まれている際に起こる抑圧を回復させる機能です。

ページトップへ戻る